趣味と思い出の記録帳

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初段免状

父の将棋初段免状

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夙ニ将棋ニ     つとにしょうぎに
丹念ニシテ     たんねんにして
研鑚怠ラス     けんさんおこたらず
進歩顕著ナルヲ認メ しんぽけんちょなるをみとめ
茲ニ初段ヲ     ここにしょだんを
允許ス       いんきょす

昭和四十年一月一日 
日本将棋連盟
会長 原田泰夫
名人 大山康晴
十四世名人 木村義雄

日頃から将棋に真心をこめているうえに、研究を怠らないで進歩が著しいことを認め、ここに初段を許可する。 

免状の文面と意味|免状|日本将棋連盟

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免状箱の中に弐段の段位認定書が入っていた。認定の日付は平成9年(1997年)の8月・・弐段免状は高価なので申請しなかった(できなかった?)のだろうか・・ 

平成9年は羽生先生が史上初の7冠制覇を達成された翌年。谷川先生が第55期名人戦で通算5期目の名人位獲得により「十七世名人」として永世称号資格を得られた年だ。平成9年の日本将棋連盟会長は二上達也先生(羽生先生の師匠)。

 

【参考】↓平成将棋界の貴重な写真多数有

www.shogi.or.jp

 

将棋連盟に問い合わせると古い認定書でも免状申請可能とのこと。羽生善治新会長と藤井聡太竜王名人のW署名で免状申請が殺到しており、現在3~4か月待ちとのこと。
検索すると羽生先生が自らツイートしてくださっていた。

 

【Number Web / 2023/7/12】↓ 田丸昇九段による記事

number.bunshun.jp

インターネットや郵送で申請できるそうだが、せっかくなので将棋会館・免状課で申請することに。